ニュース 2020.12.04

DANベンチャーキャピタル、「CAMPFIRE Angels」事業拡大へ向けて経営体制を強化

DANベンチャーキャピタル株式会社は経営体制を強化するため、12月1日付けで新たに取締役2名を選任したと発表しました。

経営体制強化の目的は?

今回の経営体制強化は同社の運営する、株式投資型クラウドファンディングCAMPFIRE  Angels」の事業拡大を目的としています。

2020年夏にリニューアルされ、すでに数社のプロジェクトをサポートしてきたCAMPFIRE Angelsですが、今後はさらに詳しい情報開示と優れた投資体験の提供を目指していくそうです。

新任取締役について

それでは、事業拡大のため同社取締役に新任された2名はどのような人物なのでしょうか。

■経験豊富なキャピタリスト
1人目は2018年にDANベンチャーキャピタルへ参画した池田好廣氏。証券業界でIPO(新規上場株式)候補企業開発の企画・支援を行ってきた経験豊富なベンチャーキャピタリストです。自身も経営者としてIPOの経験があり、新たなビジネスモデルを開発する企業への資本政策やサポート体制の中心を担います。

■若手企業家
2人目は若手起業家の田中駆氏。大手からベンチャーまで数社で経営・新規事業企画に従事した後、2018年に株式会社TOMOSHIBIを創業。その後同社を株式会社CAMPFIREに売却し、2020年7月からCAMPFIRE Angelsの事業戦略・マーケティングを担当しています。
新経営体制では引き続き事業戦略、プロダクト・マーケティングなどを先導していくそうです。

CAMPFIRE Angelsの今後

今回の経営体制強化に伴い、CAMPFIRE Angelsのサービスについて今後以下のような変化が予想されます。

■さらに企業の情報量が増え、投資判断がしやすくなる
もともとCAMPFIRE Angelsは情報量が多く、事業内容について直接事業者へ質問できるところが特徴でした。そこを強化し、充実した情報開示を行うとのこと。今後はさらに投資判断がしやすくなるでしょう。

■IPOを目指す企業の案件が増える?
IPO候補企業開発の支援経験や知識が豊富な池田氏がサポート体制の中心となることで、今後はIPOを目指す企業の資金調達が増えていくかもしれません。出資した企業がM&A(合併・買収)および、IPOをすると大きなリターンが見込めるので、IPOを目指す企業の案件が増えればCAMPFIRE Angelsを利用する投資家も増えそうです。

■ニーズとマッチした案件に期待
現在までのCAMPFIRE Angelsにも人気の高いテクノロジー・フィンテック系の案件がありますが、今後はさらに世の中のニーズとマッチした、投資家の心に刺さる案件が出てきそうな気がします。

事業拡大により、成長見込みの高いプロジェクトが増えそうなCAMPFIRE Angels。今後が楽しみですね。

情報元:
DANベンチャーキャピタル株式会社「CAMPFIRE Angels」事業拡大を目的として経営体制を強化
DANベンチャーキャピタル
CAMPFIRE Angels
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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