ニュース 2020.12.08

融資型クラウドファンディングサービス「バンカーズ」が開業!個人の豊かさと社会発展の両立を目指す

2020年12月1日、株式会社バンカーズは一般社団法人 第二種金融商品取引業協会に入会し、融資型クラウドファンディングサービス「バンカーズ」を開業しました。

「バンカーズ」を運営する株式会社バンカーズは、1969年に創業した泰平物産株式会社を前身とし、2019年に株式会社バンカーズ・ホールディングの100%子会社として、現社名に変更。
2020年10月には第二種金融商品取引業登録を完了し、このほど融資型クラウドファンディングサービス「バンカーズ」を立ち上げました。

先日開催された「バンカーズ」ローンチの発表会にSTOPIX編集部も参加しました。
今回は、その発表会でのプレゼンテーションも含め、「バンカーズ」の特徴や強みについて解説します。

「バンカーズ」とは

バンカーズは「その投資は、日本の未来へ」をフィロソフィーとし、経済発展に貢献する総合金融プラットフォームの実現を目指した融資型クラウドファンディングサービスです。

キーワードは4つ。

①投資者が融資先を選択し、新しいお金の流れを創出
②投資者側に立ち、手堅く運用
③社会的意義のある投資先
④先端テクノロジーへの積極的な取り組み

①投資者が融資先を選択し、新しいお金の流れを創出
バンカーズが投資者と事業者(資金需要者)との架け橋になることで、従来の銀行融資では不可能だった事業にも資金を届けることが可能になります。

②投資者側に立ち、手堅く運用
事業キャッシュフローを見極め、厳格な審査を行ったうえで、投資対象を選出・決定しています。

③社会的意義のある投資先
投資先は医療機関支援、スタートアップ企業、中小企業などを予定。個人の豊かさと、社会の持続的発展の両立を目指します。

④先端テクノロジーへの積極的な取り組み
自社システムの開発やブロックチェーンを活用した商品組成など、テクノロジーによって効率的で生産的な市場を実現します。

バンカーズでは、12月1日から会員募集受付が始まっています。
12月15日には融資と商業手形割引を組み合わせた日本初の融資型クラウドファンディングファンドである「バンカーズ不動産・商業手形ファンド第1号」(募集金額:2,200万円)の募集が開始される予定です。

さらに今後は、医療・介護事業者支援ファンドも計画されており、社会的課題に積極的に取り組む姿勢がうかがえます。

「バンカーズ」の強み

バンカーズの大きな特徴は、金融業界での経験が長いメンバーがマネジメントに携わっている点です。

代表取締役会長の長田忠千代氏は三菱銀行(現:三菱UFJ銀行)にて金融キャリアをスタートし、以来ベンチャー企業育成をライフワークとしています。
取締役の澁谷剛氏は、大和証券や楽天インベストメントなどで、日本のIPO市場の環境・条件整備やハンズオン支援による投資先育成に尽力してきました。
代表取締役社長の中西勝也氏は、日本合同ファイナンス(現:ジャフコ)や楽天などで、数々のIPO・売却やM&Aなどを成功させた経歴の持ち主です。

こうした金融のスペシャリストの他にも、銀行、証券、ノンバンク(事業金融会社やリース会社など預金取扱金融機関ではない金融会社)、IT業界での経験者がそろっており、バンカーズはさまざまな分野の専門家によって運営されています。

また、創業から40年以上の伝統ある企業が母体であることも重要な特徴です。
これまで不渡りの実績がないため、信頼性は非常に高く、投資家も借手も、安心して融資の仲介を任せることができます。

貸金業者として40年以上の歴史を有する企業がソーシャルレンディングに乗り出すとあって、関心が高まっている「バンカーズ」。
経験豊富なメンバーによるマネジメントと、長い歴史の中で培ってきた透明性・信頼性で、資産運用を少しでも身近に感じられるサービスを期待しています。

バンカーズ

情報元:
「融資型クラウドファンディングサービス「バンカーズ」開業のお知らせ」(PRTIMES
バンカーズ
株式会社バンカーズ
株式会社バンカーズ・ホールディング
「~新しい金融サービスを目指して~第二種金融商品取引業登録申請書の正式受理に関するお知らせ」(JIJI.COM

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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