ニュース 2020.08.24

スタートアップ企業を応援して未来に夢を!株式投資型クラウドファンディング

ここ数年、スタートアップ企業という言葉をニュースなどでよく耳にしますね。スタートアップ企業とは、新たなビジネスモデルの実現を目指して立ち上がった新規企業のことです。アイデアと知恵で社会問題の解決を図るスタートアップ企業に期待する声も大きいですね。スタートアップ企業を応援したい、そんな投資家向けに用意されているのが、株式投資型クラウドファンディングです。

先日、IoTシステム「tukumo(ツクモ)」を提供する「AmaterZ(アマテルズ)」が株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」で投資の募集を開始しました。AmaterZが独自に開発した小型センサー「tukumo」は、誰でもIoT(モノのインターネット)を使える点が大きな特徴です。設置・運用に専門知識が不要で、データ活用のハードルを下げました。ITに詳しくないユーザーでも直感的に理解できるシンプルな設計で、機器を設置した遠隔地のデータがスマホでチェックでき、農業、畜産業、美術館まで応用できます。また、発電機能を内蔵しているので電池交換の必要もなく、メンテナンスフリーで長期間にわたっての稼働が可能です。AmaterZでは将来的に「tukumo」で取得し蓄積されたデータを分析して、環境汚染や災害の可能性を予測する社会貢献事業に活かす展望も描いています。

では株式投資型クラウドファンディングとはどんなものなのでしょう?通常、株式投資は上場している企業に対して行うものです。一方、株式投資型クラウドファンディングは非上場企業にインターネットを通して投資するしくみです。投資の対象となる業種は、食品、ファッションからITまで幅広い分野となっています。

なぜ今、株式投資型クラウドファンディングが注目されているのでしょうか。現代社会では、気候温暖化や少子高齢化、貧困など問題が山積しており、これらを解決するためには新しい考え方や発想が欠かせません。誰でもわかるデータで農林漁業の効率的な経営の手助けをする「tukumo」の着眼点は、「情報の引き算」です。必要なデータだけに特化し、見てわかるものにすることでした。このようにスタートアップ企業には、従来の大企業の枠組みの中では開発が容易でなかった視点で、新しいサービスや事業を行っているユニークな企業が数多く存在します。

株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」は、10万円から投資することができます。1企業に対して、年間の限度額は50万円となっています。また、投資先の企業は、事業計画、財務状況、事業の将来性など厳正な審査を通過し、社会での必要性が認められた企業と言えます。投資すると、投資先企業の進捗状況が開示されるので、社会参加している実感を持つことができるでしょう。投資は企業を応援することにつながります。

日本経済は低成長の時代と言われていますが、着眼点とやり方次第ではまだまだ成長していける余地があると思えてきます。「FUNDINNO」のプロジェクト一覧を見ていると、未来への期待が膨らみます。特に後継者不足が深刻となっている農林漁業の分野において、アイデアで儲かる農業に変えていこうとするプロジェクトは、個人的にも応援したくなります。日本の未来を変えるかもしれないスタートアップ企業を中長期的な視点で応援したいですね。

情報元:
https://fundinno.com/projects/153
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000063263.html
https://fundinno.com/about

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

LATEST POSTS

RANKING