ニュース 2020.09.09

フランス大手フードデリバリー、ビットコイン決済を導入

欧州のフードデリバリー大手「Just Eat」が、フランス国内においてビットコインによる支払い手段を受け付けることを明らかにした。8日、海外メディア「AMB CRYPTO」が報道した。

Just Eatはロンドン証券取引所に上場している「Takeaway.com」傘下の企業で、Uber Eatsなどアメリカが拠点のフードデリバリー大手と欧州市場で競合している。

今回のサービスの提供にあたりJust Eatはビットコイン決済に関し、手数料は請求しないと表明した。さらに、Just Eatのフランス拠点であるJust Eat Franceによれば、ビットコイン決済は暗号資産決大手「bitpay」を使用することを発表した。

ビットコイン決済をキャンセルした場合には、ユーザーはユーロで返金を受け取ることになる。
Just Eat Franceはウェブサイト上で以下のように述べている。「注文を受けた際にビットコインはすでにユーロに変換されている。従って、決済のレートが返金の際にも利用される」

また、Just Eat Franceは顧客サービスとして、「支払いオプションとしてビットコインを含めることは、Apple PayやGoogle Payのように、より多くの決済方法を持つための一環である」と述べた。

フランスの経済誌「Capital」のリポーター、Gregory Raymond氏は暗号資産メディア「Decrypt」の取材で、「Just Eatはフランスにおいて最も利用されているフードデリバリーだ。ビットコイン決済に対応することで大衆への普及が大きく見込める」とコメントした。

またJust Eat Franceによる今回の動きについて専門家の間では、フランスでの暗号資産の利用を促すと見ている。

現在、Just Eat France は、フランス国内で15,000 以上のレストランから料理の注文ができ、大規模に顧客を獲得としている。

フランス以外の国にあるJust Eatの他の支店では、顧客に対しビットコインの支払いオプションを発表していないが、今後の成功次第では他国の店舗でも暗号資産が決済に使われる可能性もある。

引用元:Shutterstock

※この記事は月間暗号資産Onlineからの転載になります。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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