電子出版ベンチャーBooks&Company、「ファンディーノ」で株式投資型クラウドファンディングを実施
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電子出版ベンチャーである、株式会社Books&Companyが株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」にて投資申込の受付を開始します。
募集期間は9月26日から9月28日までの3日間。目標募集額は750万円、上限募集額は3千万円(1口10万、1人5口まで)です。
Books&Companyの注目サービス
Books&Companyは2017年に創業された、電子書籍関連サービスを展開しているベンチャー企業。
今回のクラウドファンディングの目的は、同社が力を入れているAI文書作成サービス「easy writer Remote(イージーライターリモート)」の開発資金を調達することです。
■リモート会議の文字起こしが簡単に
元々同社は音声データをテキスト変換する「easy writer(イージーライター)」と言うサービスを昨年リリースしており、現在開発中のeasy writer Remoteはこのeasy writerをさらに進化させたサービスです。
先にリリースされたeasy writerは対面会議やインタビューを想定しており、ボイスレコーダーなどの録音データをテキスト化します。
対してeasy writer Remoteは、スマホやパソコン内のマイクで拾った音声をその場で自動テキスト化。現在増加しているリモート会議などに使用でき、2021年1月にリリース予定です。
■開発がさらに進めば会議内容の分析もできる
さらに同社はeasy writer Remoteを発展させた、「easy writer Asset(イージーライターアセット)」の開発も計画しています。
easy writer Assetの目的は会議内容を分析し、商談や面接のクオリティを向上させること。もし実用化されれば仕事の生産性アップが期待できるでしょう。
ファンディーノについて
次にBooks&Companyが資金調達を行うファンディーノについて解説していきます。
ファンディーノは日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。将来成長が見込めそうな中小ベンチャー企業と投資家を結び付けるプラットフォームであり、少額投資も可能。未上場企業が資金調達できる次世代型サービスです。
しかし投資家の登録審査が厳しく、以下のような条件を満たしていなければ登録できません。
“・1 年以上の有価証券の売買等の投資経験があること
・保有金融資産が 300 万円以上であること“
引用元:FUNDINNO
Books&Companyの成長は見込めそうだが、投資は上級者向け
Books&Companyが開発を進めるeasy writer Remoteは、コロナの影響でリモート化が広がる現状に大変マッチしています。ゆえに今後需要が高まり、同社の企業価値が上昇する可能性は十分ありうると感じました。
しかし、ファンディーノでの株式投資は明らかに投資経験豊かな上級者向け。その主な理由は上述した投資家登録条件の厳しさですが、裏を返せばそれだけ未上場株式への投資はリスクが伴うと言うことなんでしょうね。
以上のことから投資初心者は今回の案件に興味があったとしても、動向を見守ることしかできません。
ファンディーノは未登録でも案件に申し込んだ投資家数を閲覧できるので、まずは同社がどれだけ多くの投資家から資金調達できるか(=期待度が高いか)をチェックしてみようと思います。
はたして無事に資金調達できるのでしょうか。結果が楽しみです!
情報元:
電子出版ベンチャーBooks&Companyが株式投資型CF「ファンディーノ」で資金調達へ
Books&Company
FUNDINNO
FUNDINNO(ファンディーノ)を起業家・投資家目線から解説!口コミ・評判も!
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。