ニュース 2020.10.02

SBI e-Sportsがスポンサー契約 XRPで年俸支払いも

SBIホールディングス傘下の暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、eスポーツプロチーム「SBI e-Sports」とスポンサー契約を締結した。先月30日、SBI e-Sportsがプレスリリースにて発表した。

SBI VCは、9月よりSBI e-Sportsのトップパートナーとして公式webサイト、ユニフォーム(企画中)等にSBI VCトレードのロゴを掲載し、選手達のチャレンジ・活動を応援していた。

SBI e-Sportsは、SBIホールディングスによるeスポーツ事業として今年6月に設立。eスポーツ事業への参入により、デジタル世代との接点の強化によるSBIグループの認知向上、各種金融サービス事業とのシナジーの創出を図ることを目的に結成された。

今回のリリースでは、両社の提携によりSBI e-Sports所属選手の中で、本人の希望があった場合は、年俸を暗号資産XRP(リップル)にて支給することも発表された。

eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームを使った対戦をスポーツとして捉える際の名称だ。

近年、eスポーツ分野の発展は目覚ましく、世界におけるeスポーツの視聴者人口は2019年末時点で4億5,000万人に達すると見込まれている。また、eスポーツの視聴者の約75%が35歳未満とも言われ、デジタル世代を中心にその認知度は高まっている。

今後SBIホールディングスは、eスポーツ分野の持続的な成長を見据え、国内に限らず海外のパートナー企業などと提携し、グローバルな取り組みを行うことも検討しているという。

日本国内においては地域振興策の1つとして期待されており、2019年の茨城国体にて文化プログラムに採用されたほか、地方自治体や地域金融機関が誘致・主催するeスポーツの大会やイベントも数多く開催されている。

SBI e-Sportsはリリースで「SBI VCトレード株式会社様の支援を得て、強く、ファンの皆様に愛されるチームを作り、世界に挑戦することで、eスポーツを盛り上げて参ります」と抱負を語っている。

引用元:Shutterstock

※この記事は月間暗号資産Onlineからの転載になります。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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