ニュース 2020.10.02

株式型CFのCAMPFIRE Angelsが購入型CF「CAMPFIRE」との初の連動案件を掲載し開始4分で目標達成

株式投資型クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE Angels」が購入型クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」と連携する初めての案件に株式会社インターメディア研究所が選定され、申し込み開始4分で目標金額を達成しました。この取り組みはCAMPFIREグループが購入型と投資型の2つのクラウドファンディングサービスを連携させ、購入型で製品やサービスを支援、投資型で企業そのものの公募増資を行うというものです。 

株式会社インターメディア研究所について

画像引用:CAMPFIRE Angels公式サイト

まずはじめに、株式会社インターメディア研究所が保有する技術と製品を紹介します。

  • スマホで自撮りした本人顔写真も格納できる大容量次世代QRコードの「ハイブリッドQRコード」
  • 物理的にスタンプやカードでスマホにデータを入力できる「マルチタッチカード」と「C-Stamp」
  • PCとUSB接続するだけでWEB会議システムのホワイトボードや共有画面等に手書き入力ができる「Gridwork」

ハイブリットQRコードは用途が多そうですし、マルチタッチカードはゲームなどに導入された場合は大量の注文が入るので期待ができそうです。購入型のほうで売り出されたGridworkについては、アプリ不要・USBを挿すだけで使用可能と謳っていますが、スマートペン市場については今は紙媒体やコードさえ不要で、ペンとしてはもちろんスタイラスで使用できるものがすでにたくさんあるため、筆者としてはハイブリットQRコードやマルチタッチカードのほうにより興味がわきます。

今回の案件について

今回の株式会社インターメディア研究所の募集は、開始4分という早いタイミングで目標額1,000万円に達しました。ただし、その後は上限の3,000万円に届くまで1週間弱の時間がかかっています。1口10万円からというハードルの高さやCAMPFIRE Angels自体の認知度がまだあまり高くないという点などいろいろと要因は考えられそうです。他サービスのFUNDINNO(ファンディーノ)などでは同じく1口10万円からの投資で24時間以内に上限を達成している案件も多くあるので、今回の案件は株式型クラウドファンディングの中ではそれほど期待値が高くなかった可能性もありますね。筆者と同じように限られた資金の中で運用している方にとっては、やはり「これだ!」というような画期的なプロジェクトを打ち出している企業の案件を狙いたいはずです。

サービスサイトを眺めていると、どんなものが求められているのか、またその逆はどんなものか、だんだんわかってくるようになります。口コミを見たり聞いたりして投資先を決めるのも良いですが、まずは自分でサイトにある募集中の案件や過去の案件の達成率や企業情報を見て、独自で勉強していきましょう。その方が結果的にプロジェクトに愛着がわき、ポジティブな気持ちで投資ができるようになります。

CAMPFIRE Angelsについて

今年8月に投資家登録を開始した株式型クラウドファンディングサービスで、1口10万円程度から投資が可能です。新規株式公開(IPO)よりも早い段階で購入できるので、投資先がIPOやM&Aを果たした際には大きなリターンが期待できます。また、エンジェル投資家としてスタートアップを応援できるという楽しみもあります。

どのサービスもそうですが、掲載されるまでにはプロによる厳正な審査が入るのが通常のプロセスです。そういった点では「ファイナンスのプロが選んだ企業に投資できる」という安心感がありますね。

CAMPFIRE Angelsのサービスは始まったばかりなので、今後打ち出してくる案件に注目していきましょう。

情報元:
開始4分で目標額達成・エンジェル投資Platform CAMPFIRE ANGELS とCAMPFIRE購入型の連動第1号、インターメディア研究所公募増資中!
CAMPFIRE Angels公式サイト

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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