ニュース 2020.10.06

物流不動産に特化したソーシャルレンディング「CRE Funding」、「CRE物流ファンド8号杉戸」への募集を開始

「CRE Funding(シーアールイーファンディング)」は、物流不動産に特化したソーシャルレンディングサイトです。今回、第8回目となる「CRE物流ファンド8号杉戸」の募集を開始することになりました。

キャンペーンについて

キャンペーンページ
https://cre.fuel-onlinefund.jp/fund/detail/8

募集要項
・投資可能金額:10,000円~
・予定利回り:2.8%
・予定運用期間:約8ヶ月(2020/11/04 〜 2021/07/30)
・利益配当:3か月毎(初回は21年2月予定)
・元本償還:ファンド運用終了時に一括返済

CRE Fundingとは?

CRE Fundingは、個人や法人がインターネット上で物流企業への投資を行う「オンラインファンド」のプラットフォームで、運営には主に2社が関わっています。1社は東証一部上場企業である株式会社シーアールイーで、この企業はもともと物流不動産を専門に取り扱っておりCRE Fundingでは案件を取りまとめる役割を担っています。もう1社はFUEL株式会社で、本サービスサイトの運営を担っています。2020年2月27日に第1回目の募集を開始し、現在は7回分のファンドを運用中です。

CRE Fundingのメリットとデメリット

<メリット>
・株式会社シーアールイーが東証一部上場企業
・シーアールイーが倉庫をマスターリースとして借り受け、元本保証をうたっている
・無料で口座開設でき、CRE Fundingの他案件にも投資可能
・物流倉庫の需要が安定している

<デメリット>
・利回りが低い
・中途解約ができず、途中での譲渡も難しい
・必ず元本が保証される訳ではない

今回の募集について

物流倉庫は以前から安定した需要がありましたが、新型コロナウイルスの影響で配送貨物が増加し、現在更に需要が増しています。今回融資を募る「CRE物流ファンド8号杉戸」が位置する埼玉県北葛飾郡杉戸町は、高速道路や国道県道に囲まれていることから、多くの企業が物流拠点を置く場所です。現在は工場として使用されているとのことで、原材料の仕入れや商品の輸送に便利な立地と言えますし、工場としての需要がなくなっても倉庫にも転用できるので、物流拠点になりうる強みがあります。今回は過去最大規模の募集となりますが、正直東証一部上場企業が手掛ける案件ということで、かなり安心感がありますよね。

ただ、だからといって「絶対に損をしない」訳ではありません。築12年という築浅な建物ではありますが、地震などの自然災害で破損した場合など、元本が返ってこない場合もあります。

物流不動産の大手が手掛けるファンドですので、物流関係に興味がある人にとっては、口座を開設しておくと、今後面白い案件に出会える可能性があります。また、利益は少ないものの、リスク分散で投資するには悪い案件ではなく、実際に過去の募集では投資枠の争奪戦だったようです。気になった方は、Webサイトに記載されている「リスクに関わる情報」をよく読んだうえで、まずは口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

情報元:
「CRE物流ファンド8号杉戸」募集開始のお知らせ
CRE物流ファンド8号杉戸 キャンペーンページ
CRE Fundingの評判は?メリット・デメリットや利回りを他社と比較
【評判と評価】CRE Fundingのデメリット発覚!口座開設し儲かるのか実証

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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