ニュース 2020.10.08

SBIソーシャルレンディングがバイオマス発電に資金を投じる「バイオマスブリッジローンファンド」を募集中

SBIソーシャルレンディングが北海道のバイオマス発電に資金を投じる「SBISLバイオマスブリッジローンファンド10号」が募集を行っています。募集期間は10月6日~10月12日、1口5万円からで、募集総額は6億8,000万円。予定利回り7%で20か月間運用し、運用期間中は毎月15日(休業日の場合は翌営業日)に分配が行われます。

SBISLバイオマスブリッジローンファンド10号

このプロジェクトは北海道網走市の更地にバイオマス発電施設の建設を計画中の事業者にその資金として貸し付けるもので、返済は事業者が施設を売却または借り替えした際の資金で行われます。このファンドはSBIソーシャルレンディングが行う総額貸付55億円の一部となっており、その総額は収益還元法によりバイオマス発電事業の収益価格の合計から算出されています。

SBIソーシャルレンディングによると、このプロジェクトは再生可能エネルギーの有効活用による社会への貢献という『ソーシャルリターン』と、分配金による『ファイナンシャルリターン』の両立を目指すとしています。

バイオマス発電について

再生可能エネルギーは、資源が枯渇しない、使用しても自然に回復するといった特徴を持つクリーンなエネルギーです。その「再生可能エネルギーによる発電方法」と聞くとメガソーラー発電(太陽光発電)を思い浮かべる人が多いと思いますが、バイオマス発電も化石燃料に代わる重要な発電方法のひとつとして注目されています。

燃料として使用する木くず、生ゴミ、廃油、下水汚泥などは一般的には「廃棄物」とされ処分されますが、バイオマス発電ではこれらの「廃棄物」を燃料として有効活用することができます。また、廃棄物を出す工場やゴミ処理場の近くに発電所を建設すれば、輸送費などのコストを最大限に抑えて効率的な発電が可能になります。

SBIソーシャルレンディングについて

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種で、貸付型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディングとも呼ばれます。

SBIソーシャルレンディングは今年9月末時点で投資家登録者数57,000人、融資総額1,545億円超の実績があるサービス大手で、1万円から投資でき、予定利回りは担保設定がなく利回りを優先した案件だと8%〜10%と非常に高い設定となっています。低金利が当たり前になっている中でこれだけの予定利回りを出せるのは魅力的ですね。今回紹介したプロジェクトは今後も募集がかけられる予定です。

情報元:SBIソーシャル=北海道のバイオマス発電事業に投資募集へ、年利7%

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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