ニュース 2020.10.21

「ごちめし/さきめし」を展開するGigi株式会社、3.2億円の資金調達を行う

「ごちめし/さきめし」サービスを運営しているGigi株式会社が総額3.2億円の資金調達を行いました。
資金調達先は、株式会社ジャパネットホールディングス・株式会社ウィルズ・CAMPFIRE Angels(株式投資型クラウドファンディングプラットフォームを経由した個人投資家)の3つです。

資金調達の目的は?

今回の資金調達は事業発展のために実施され、具体的には以下の成長戦略を実現します。

・「ごちめし」の機能拡張と社員向け新サービスの開発
・「ごちめし/さきめし」サービス向上のための人員拡充
・海外展開に向けた多言語対応システムの開発

そして、資金調達先である株式会社ジャパネットホールディングスとは社員向け新サービスの構築、株式会社ウィルズとは会員向けコンテンツサービスを連携し行うそうです。

「ごちめし/さきめし」サービスとは?

■飲食店での食事をごちそうできる「ごちめし」

「ごちめし」は飲食店での食事をごちそうするサービス。ユーザーは登録飲食店の食事を前払いし、ごちそうしたい相手に食券を贈ります。受け取った人はその飲食店へ行って食券を見せればプレゼントされた食事を楽しむことができます。
また相手を指定せず、登録飲食店を訪れた誰かにごちそうすることも可能です。

■飲食店を応援できる「さきめし」

「さきめし」は今年3月にリリースされた、「自分宛」に食事を先払いし飲食店を支援するサービス。登録店の食券を先に購入しコロナ収束後に食べに行く仕組みです。この飲食店支援の取り組みが評価され、「日本ギフト大賞2020」の緊急特別賞「飲食店応援賞」を受賞しました。

SDGsにつながる取り組み

「ごちめし/さきめし」サービスには特筆すべき点が2つあります。

1つ目は手数料を負担するのはユーザー側であること。他のクーポンサービスと違い登録店の負担がなく、お店に寄り添う仕組みとなっています。
そして、2つ目は「ごちめし」を通して子ども食堂へ寄付すると言った社会的支援ができることです。

現在、国際社会共通の目標として持続可能な社会を目指すためのSDGs(持続可能な開発目標)が掲げられていますが、「ごちめし/さきめし」サービスはSDGsにつながる取り組みと言えるでしょう。
この取り組みが感度の高い企業や投資家たちの賛同を集め、今回の資金調達が実施されたのではないかと思います。

今後の展開が楽しみ

Gigi株式会社は今後の事業展開として、ごちめし加盟飲食店での社食の提供サービス、および「ごちめし」サービスの海外進出を計画しています。
福利厚生として地域の飲食店で社食を食べられるようになれば、地域活性化への継続的支援になりますし、海外進出に関しては寄付文化の発達している国々とマッチしそうです。

今後の展開が楽しみな「ごちめし/さきめし」サービス。特に海外進出が成功すれば、大きな成長が期待できるでしょう。

情報元:
・「ごちめし /さきめし」を運営するGigi株式会社が総額3.2億円の資金調達を実施
・“世界一”飲食店に優しいフードテックサービスへ!共創型プラットフォームで新たな食の流通を拓く「ごちめし」
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・さきめし
・Gigi株式会社
・「さきめし」が「日本ギフト大賞2020」の緊急特別賞「飲食店応援賞」を受賞

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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