ニュース 2020.10.28

不動産techベンチャー企業のsumusapo、FUNDINNOで初めてのクラウドファンディングを募集

10月28日より株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO(ファンディーノ)にて第一回目の募集を行うのは、不動産techのベンチャー企業sumusapo株式会社です。

キャンペーンについて

キャンペーンページ
https://fundinno.com/projects/175

募集期間
2020年10月28日(水)~2020年10月30日(金)

募集金額
・目標募集額: 10,350,000円
・上限応募額: 40,050,000円
・投資可能額: 1口90,000円、1人5口まで

どんな企業なの?

sumusapo株式会社が提供しているのは、社名と同じ「住むサポ」と言うサービスです。不動産会社と賃貸入居者、両者のサポートを目的としたアプリですが、2020年4月のリリース以来、すでに20社以上の不動産会社が導入し、約6,000のアプリダウンロード数を記録しています。

「住むサポ」アプリとは?

「住むサポ」は、潜在的にトラブルの多い不動産業界において、不動産会社と賃貸入居者の間に入り、トラブル解決や問題解決への時間削減に貢献するアプリです。今回は、「早い」「安心」「儲かる」の三本柱に沿って、全てのステークホルダーにとってのメリットを考えられたアプリの機能の一部をご紹介します。

「早い」:24時間体制の入居者へのチャットサポート
→不動産会社にはトラブルのみを報告することで、素早く問題を解決する。

「安心」:アプリで入居時の写真を保管
→退去時のトラブルを削減する。

「儲かる」:アプリを通してインフラを契約すると、アプリ内で換金できるポイントが貯まるシステムを導入
→公共料金の払い忘れを防ぐうえ、入居者は支払いのたびにポイントが貯まるため、お得になる。また、入居者が契約すれば、不動産会社とsumusapoはライフライン契約料を得ることができる。

今後の展開

現在マニュアルで対応しているチャット機能ですが、今後、よくある質問にはAIが自動返信できるよう、トラブルデータを蓄積中です。また、24時間現地駆け付けサービスを付帯した有料の「住むサポSPEED24」はサブスク化を予定しているそうで、とくに一人暮らしやお年寄りには心強いサービスだと思います。もう一つ、アプリ内で賃貸生活に関するアンケートを代行したり、広告を掲載したりすることで、不動産会社や入居者が更に儲かるシステムにしていくそうです。

正直、大手不動産会社はすでに同様のアプリサービスに加え、アプリを通して空いている駐車場を貸し出すなどの独自サービスも提供しており、導入メリットが少ないように感じます。しかし、スマホ世代が増える中、アプリを通した不動産関連サービスの需要は増えていますので、いかにアプリを導入していない中小の不動産会社を巻き込んでいけるのかは気になるところです。今回は特に第一回目の募集となりますので、実際に投資する方は、企業のリスクなどをよく読んだうえで検討してみてください。

情報元:
年間約3万件の相談がある賃貸トラブルを『IT×専門家×ビッグデータ』の活用で早期解決に導く「住むサポ」株式投資型クラウドファンディングを開始!
年間約3万件もの相談がある賃貸トラブルを『IT×専門家×ビッグデータ』の活用で早期解決に導く“不動産techベンチャー”
sumusapo株式会社 Webサイト
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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