ニュース 2020.10.29

【募集終了】「CAMPFIRE Angels」第2号案件の株式会社インターメディア研究所、目標額を大幅に超えて資金調達

株式会社インターメディア研究所は、購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」での達成率540%の功績が認められ、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」の記念すべき第2号案件に選ばれました。すでに募集は終了済みですが、今回も達成率約300%を記録した注目企業ですので、ご紹介させていただきます。

キャンペーンについて

キャンペーンページ
https://angels.camp-fire.jp/projects/2

募集結果
・目標募集額 10,000,000円
・達成額 29,600,000円(達成率296%)

どんな会社?

株式会社インターメディア研究所は、2016年にスタートした電気通信大学発のベンチャー企業です。CGの工学博士であり、400以上の発明特許を持つ吉田健治代表のもと、半数が博士号取得済みという8名のメンバーで、アナログで存在していたものをデジタル化するIoT製品を開発しています。

開発製品
こちらの会社が開発している製品は、下記の4つになります。

・Gridwork
CAMPFIREで注目を浴びたペン型デバイスで、PCにUSBを挿しこむだけで、ホワイトボードのように画面の中で綺麗な絵や文字を書くことができます。必要なものはUSB接続式のペン型デバイスGridpen、Gridpenが情報を読み込むための専用パッドGridboardの2つで、オプションとして紙のGridboardであるGridpaperが存在します。コロナ禍でオンライン化が進むなか、Web会議を行う企業や教育関連業界からの需要が急増しているそうです。

・マルチタッチカード
アイコンが3つ印刷されたカード型IoTデバイスで、アイコンの一つを指でつまみ、スマートフォンにかざすだけで、つまんだアイコンに応じた画面がスマートフォンに表示されるというものです。「世界初の静電容量カード」として特許取得済みで、娯楽業界での活躍が期待されています。

・C-Stamp
C-Stampをスマートフォンにかざすと、通常のスタンプや紙のクーポン、チケットと同じように、スマートフォン内でスタンプが押されたり、クーポンやチケットが発行・消込されたりします。すでにJR東日本などの大手企業と実証実験済みとのことで、身近に見かける日もそう遠くなさそうです。

・ハイブリッドQRコード
最後に、ハイブリッドQRコードは通常のQRコードよりも沢山の情報を記録できる次世代のQRコードです。顔写真も記録でき、セキュリティにも特化しているということで、現在カードで行われている会員証やゲートの開閉に利用したり、医療カルテなどにも応用できるそうです。

いかがでしたか?当たり前の行動をデジタル化するというのは、ありそうでなかった発想です。今回調達した資金での商品開発が進めば、次回、更なる募集額を調達する可能性は大いに考えられます。また、CAMPFIRE Angelsには、第一号の募集でも開始4日で投資上限に達するなど興味深い案件が多々登場していますので、企業からもクラウドファンディングからも目が離せませんね。

情報元:
株式投資型クラウドファンディング・CAMPFIRE Angels の2号案件として、9月25日(金)20:00より株式会社インターメディア研究所株式募集開始!
【異色の研究開発スタートアップが挑む】「次世代二次元コード」で実現する、新しい情報伝達とセキュリティ技術への挑戦
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株式会社インターメディア研究所 日本語Webサイト

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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