ニュース 2020.11.06

【募集終了】コロナ禍で関心を集めた株式投資型CF!安全性の高い除菌装置で空気をもっときれいに

新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい続けている2020年。人々はウイルスや細菌に対してより敏感になり、消毒や除菌関連の商品が飛ぶように売れました。

そんな中、名古屋市の株式会社トラステック愛知が、自社の小型除菌装置のビジネス拡大に向けて、株式投資型クラウドファンディングで資金調達を目指しました。募集媒体は、株式投資型CF大手事業者のFUNDINNO(ファンディーノ)です。

この案件は2020年9月末から10月にかけて募集が完了しており、今回は目標調達額に到達せず未成約となりました。しかし、ウイルスと人間が常に共生しなければならない時代において、将来的にも注目に値する業界・企業だと考えます。

ぜひ、ご一読ください。

トラステック愛知による株式投資型CFの概要

個人的には10万円位なら投資したいと感じた案件です。

■プロジェクト名:製薬工場で使われている除染装置からヒントを得た“プロ向け除菌装置”を開発!一部屋約20分で除菌する『Weraser(ウイレイサー)』
■目標調達額:1,500万円
■上限応募額:6,000万円
■応募金額: 10万円(2株)、30万円(6株)、50万円(10株)の3コース

※募集終了のため、ファンディーノの公式案件ページはすでに削除されています。

【参考動画】

なお今回の株式投資型CFは、トラステック愛知にとっては初めての試みで、募集開始前にプロジェクトに対して多くの質問があったことが、社長の公式Twitterで明かされています。

今回は未成約という結果でしたが、ファンディーノはもともと、応募企業の審査において非常に厳しい基準を設けています。審査をパスする企業は5%未満といわれる中、トラステック愛知は見事クリアし掲載案件として選ばれました。プロジェクト及び企業の将来性や独自性が、専門家に認められた証拠ですね。

小型除菌装置「Weraser(ウイレイサー)」について

トラステック愛知の手がける大型除染装置「ESCO Willmaster(エスコ ウィルマスター)」は、すでに大手製薬会社の工場などで導入されています。

この装置による除染には二酸化塩素ガスが使われます。環境や人体への負荷で問題視されている「ホルマリン除菌液」での除染に対し、二酸化塩素ガスは0.5ppm〜20ppmという低濃度で使用ができ、なおかつ除菌力と安全性が高いことで知られています。

この大型装置のノウハウを基盤にし、同社が新たなビジネス展開を目指しているのが、小型除菌装置「Weraser(ウイレイサー)」です。Weraserは、機器として病院やホテルの個室などに設置するタイプと、噴霧器タイプの2種類に分かれます。

開発中の噴霧器タイプは、スーパーや飲食店、コンビニなどの入り口に設置予定です。新型コロナウイルスの流行以降、店舗などの入り口にアルコール消毒液が置かれるようになりましたが、この二酸化塩素ガスの利点を活かした「Weraser」が、アルコール消毒液に代わる日が来るかもしれません。

除染や除菌に対する人々の意識が高まっている今日このごろ。除菌装置や消毒・除菌グッズなどは、投資家の間でも今後注目される分野になりそうです。

情報元:
https://hedge.guide/news/fundinno-tri-n-164.html

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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