人工コラーゲンを開発するバイオベンチャー「ユニクス」がFUNDINNOに登場!技術の独自性と汎用性の高さが強み
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人工コラーゲンの研究・製造を手掛けているバイオベンチャーユニクス株式会社が、株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO(ファンディーノ)で投資申込を募集します。
申込期間は2020年11月28日~2020年11月30日までの3日間で、目標募集額は1,503万円(上限応募額は6,012万円)。
投資金額と株数はそれぞれ9万円 (9個)、18万円 (18個)、27万円 (27個)、36万円 (36個)、45万円 (45個)の5コースです。
ユニクスの開発する、人工コラーゲンとは?
コラーゲンはタンパク質の1つで、一般的には牛・魚・豚といった動物由来の原材料を用いています。しかし、動物性コラーゲンにはテロペプチドという抗原性部位が含まれ、人体にアレルギー反応やウイルス混入を起こす危険性があるのです。
そこで同社は、植物から得られるアミノ酸を原料とした人工コラーゲンを開発。アレルギーやウイルス混入のリスクをなくしました。
また人工コラーゲンには、その他に以下のような優れた特徴があります。
・無臭で不純物がない
・従来の動物由来コラーゲンより保湿性が高い
・ロット間で品質が安定している
すでに同社は人工コラーゲンに関する「物質特許」・「製法特許」・「応用特許」などを取得。国内大手化粧品メーカーなどから受注を受け、多くの製品に使用されています。
化粧品だけでなく、さまざまな市場への参入が見込める
コラーゲンというと美容のイメージが強いかもしれませんが、実は医療材としても使われています。現在同社が着目しているのはアレルギー性皮膚炎向けの技術応用で、皮膚炎の症状緩和などをモニターで確認しつつ、自社ブランドとして皮膚炎患者向けの製品製造を予定しています。
また、人工コラーゲンはスポンジ・フィルム・パウダー・ゲル・シート・ファイバーなどいろいろな形状に変えられるため、多様な分野へ展開することが可能。
例えば同社はペット向けの止血ジェル・シートや再生医療向けの保湿&止血材料も開発しており、筆者は「こんな所にも応用できるのか」と驚きました。
その他の参入が見込める市場
・介護
・ニキビやフケ症治癒
・サプリメント
・海外向けのハラール市場など
技術の独自性と応用範囲の広さが強み
同社が資金調達を行うFUNDINNOは応募企業に対し厳正な審査を行っています。その審査に合格したということは、人工コラーゲン技術にはそれだけの革新性・独自性があるということ。そして上述した技術の汎用性の高さによって、今後はさまざまな市場で活用されていきそうです。
ユニクス株式会社の取り組みを応援したいと思った方は、投資を考えてみてはいかがでしょうか。
情報元:
・人工コラーゲンをヘルスケアから医療分野まで展開。新技術のバイオベンチャーがFUNDINNOに登場
・次世代“生体材料”をヘルスケアから医療分野まで展開!新技術でアレルギー疾患の課題に挑むバイオベンチャー「ユニクス」
・ユニクス株式会社
・コラーゲンの基礎知識
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。