ニュース 2020.12.02

世界最先端スキャニング技術の「サビア」が株式投資型CFファンディーノで募集を開始【12月5日から】

文化財・美術品のデジタル化サービス「Art Scan」などでデジタルアーカイブを提供する株式会社サビアが、株式投資型クラウドファンディングサービスFUNDINNO(ファンディーノ)で募集を行います。

募集期間は2020年12月5日~2020年12月7日で、上限募集額は 4,005万円となっています。1口9万円、購入数は1人5口までという通常難易度の案件です。

サビアの事業内容

株式会社サビアは、世界最高水準のスキャン技術で文化財や美術品のデジタルアーカイブを行うベンチャー企業です。

アーカイブ実績として、日本ではすでに約9,000点の作品をスキャンしています。また、2015年に経産省の補助事業「JAPANブランド」に採択されたことによって海外の美術館においてデモスキャンを4年間実施することができ、海外で約1,000点の作品をアーカイブした実績があります。

注力している技術

文化財・美術品のデジタル化サービス「Art Scan」

レンズ収差が少ない再現性に優れた超高精細スキャナで絵画を撮影しデジタルアーカイブできる

高精細画像の表示配信のクラウドサービス「ArtPicks」

高精細画像をネット上で公開するクラウドサービス。大容量デジタルアーカイブをWeb上で快適に閲覧できる

凹凸を再現するレプリカ印刷サービス「KAIGA2.5」

サビアの誇る色忠実性に加え、金箔などの光沢や金泥などの凹凸質感をデジタル再現することが可能

ビジネスモデルと今後の展開

サビアはアーカイブによるインプットのみならず、それをコンテンツとしてアウトプットする方向でマネタイズを実現していく予定です。特に「KAIGA2.5」では、油彩画などでその特徴的な絵具の凹凸形状や光沢をリアルに再現することで、価値の高いデジタルコンテンツや、高品質のレプリカを作ることができます。

油絵の精巧なレプリカは非常に価値が高く高額で取引されるため、ECや美術館などで商品化することで大きな利益が見込めます。

その他にも、スキャンした絵画をCG加工し、アニメーションを付け加えた映像コンテンツとして付加価値をつけるサービスも行っています。

こちらの動画を見ていただくとよくわかりますが、静止画としてしか眺めない屏風や掛軸に動きをつけることで、デジタルアーカイブの価値が高まります。

今後はさまざまな企業と提携することで美術館や神社仏閣をメインにしたBtoBでの新しいサービス、個人のコレクションホルダーを対象としたBtoCサービス、アーカイブしたコンテンツを教材として教育の一環で使用するなどといった方法での事業展開を目指していきます。

今年はとくにコロナ禍によって人々の移動が制限されたため、デジタルアーカイブの価値が世の中に広まりました。文化財保護の観点からも非常に価値の高い技術だと思います。

サビアとその事業に興味が湧いた方は、ぜひプロジェクトページで詳細をご覧ください。
「SABIA」プロジェクトページ

情報元:
「サビア」が株式投資型クラウドファンディングを開始

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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